時は大正、日本。
炭を売る心優しき少年・炭治郎は、
ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。
さらに唯一生き残った妹の禰󠄀豆子は、鬼に変貌してしまった。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、
“鬼狩り”の道へ 進む決意をする。
『いざ 刀鍛冶の里へ!』
潜入した遊郭で音柱・宇髄天元と共に
上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒した炭治郎、善逸、伊之助。
死闘の果てに負った傷も癒え、再び任務に戻る中、
炭治郎は新たな刀を求めて鋼鐵塚 蛍の元を訪ねることに。
しかし、鬼の目から隠された刀鍛冶の里には
上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が
秘密裏に侵入を果たしていた。
「私、いたずらに人を傷つける奴には、キュンとしないの!」
「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」
突如鬼の襲撃を受け混乱する里と、
里に暮らす刀鍛冶たちを守るため
居合わせた炭治郎、󠄀禰󠄀豆子、不死川玄弥の必死の応戦に加え、
霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃も参戦。
鍛え上げられた技を発揮し、悪鬼滅殺のため全力を注ぐ。
一方、約百年振りに上弦の鬼を殺されたことに
激しい苛立ちと焦りを隠しきれない鬼舞辻󠄀無惨は、
本拠地である無限城に、残る上弦の鬼を緊急召集。
現れたのは上弦の参・猗窩座、
そして、上弦の弐・童磨と上弦の壱・黒死牟という
無惨の配下最強の鬼たちだった…!
人間と鬼、その因縁が、
いよいよ大きなうねりを増していく──。
「週刊少年ジャンプ」にて2020年5月まで連載していた
吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』を舞台化した作品。
2020年のシリーズ1作目以降、2021年に2作目、
2022年に3作目、2023年には4作目を上演し、
2025年4月に東京・兵庫で、
5作目となる『舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里』の
上演を予定している。